技術者としてダメなプログラマ
求められる人とは正反対なダメな例を3つあげます。
1つめは勤怠な人です。頻繁に欠勤されるとプロジェクトの進行に影響が出ます。特に当日休暇をされると、その人がいないと決められないことやその人でないと分からないこともあるため、いくら能力があっても敬遠されます。
2つめは仕事を理解していない人です。これは主にスキル不足が原因です。
3つめは自発的に行動できない、もしくはやるきのない人です。何も聞かされずに放り込まれて、右左も分かっておらず呆然としているということもあるかもしれませんが、わからないことがあったら質問し、自分の仕事を進める努力をしなければなりません。
では求められるプログラマとはどういった人でしょうか。4つの特徴があります。
まず指示されたことをきちんとできるということです。スキル不足でできないことは仕方がないので、できないとはっきり意思表示すべきです。しかし、あまりにもできないことが多すぎると何もできなくなってしまいます。したがって自分の現在のスキルを正しく知っていて、少し調べればできることなのか、それとも全くできないレベルなのか判断できなければなりません。言われてもいないことをやって何をやっているのか分からなくなる、という状態も回避しなければなりません。言われたことができるようになったら自分から何かをしていくことを考えましょう。
2つめは責任感があることです。納期の関係で定時に帰れないようなプロジェクトもありますが、そのような際に人に押し付けたりタイミングを計って作業したりするのは好まれません。責任感をもつことでプログラムの品質も高くなります。
3つめは問題が解決できるということです。自分だけで解決できない場合には相談することが必要なのですが、自分の問題でプロジェクトの進行が遅れるような事態を避けるためにも、なるべく自分で解決することが必要です。
そして最後にプロジェクトロードが見えているということです。これは主にリーダーに求められるものなのですが、困難なプロジェクトの場合において何が問題になっているのか、最終目的のためにはどういった優先順位をつけるべきかなどを導き出さなければなりません。そしてその道筋に沿って問題を解決していくのです。経験を積むごとに直感的に導き出せるようになってくるもので、客観的に証明できるわけではないのですが重要なスキルの一つです。
仕事をするからには、単に人数あわせの人員としてではなく、頼られて任されるような人になった方が今後のキャリアパスや人生プランにおいてもプラスになると思います。惰性で働いているとリストラされるということもありえますので、求められる人材になるべきです。
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